プログラム・キッチンの技術ブログ

所属エンジニアの方が、日々の気づきや、PKに対しての良かったこと、もう少しこうなればいいこと等の記事投稿を致します。

育児と仕事のゆるい両立についての話

こんにちは、プログラム・キッチン(以下PKとします)のNMaiと申します。
私は現在育児をしながら、PKでお仕事をさせて頂いているので、育児と仕事のことについて書こうと思います。

自己紹介

まずは軽く自己紹介をしようと思います。
新卒でSIerの企業に入り、一度転職した後にフリーランスになりました。
乗り物酔いが酷く、新幹線でも酔うレベルなので、業務より何より出勤が辛く、体を壊したことがきっかけで、在宅で仕事を始めました。
何も対策しないとバスは10分、電車は30分で酔います(笑)

もともとJavaのエンジニアでしたが、縁があってアプリ開発を経験させて頂いたことから、今は仕事と並行して勉強をしながらiOSのエンジニアを目指しています。

トトロとモンスターズインクが好きな2歳の可愛い可愛い息子がいて、本日はそんな息子の育児と仕事の両立について書いていこうと思います。

 

仕事をしている方が気持ちが楽

私の住んでいる自治体では、保育園は待機児童がいるほど空きがないので、フルタイムで働く人でも保育園に落ちてしまうと聞きます。

私はもともと働くことが嫌いで…(笑)
それから仕事と育児を両立できる気がせず、息子を保育園に預ける予定はありませんでした。
息子が幼稚園に行くまでは、短時間でできる仕事があるなら、それだけをしようと思っていたのです。

産前はPK以外の会社からお仕事を頂いており、その会社に所属するエンジニアには小さなお子さんがいる方も多かったので、それに倣うつもりでした。

産後1年経たないくらいで復帰した際に、PKの社長である岡さんにお声がけ頂き、以前から仕事を頂いていた会社とPKの2社からお仕事を頂き、仕事をすることになりました。
1歳に満たない子を保育園には預けず、育てながら仕事をすると聞くと、大変なように聞こえるかもしれません。
実際大変なことはありましたが、私の場合は育児だけをしているよりも仕事を始めた方が心が楽になりました。

息子が産まれたのはコロナ禍、家族にも友達にも満足に会えなかった時期です。ましてやろくに免疫も持たない0歳児と一緒です。かなり神経が過敏になっていました。
そんな中、私の話し相手は0歳児の息子か大人は夫くらいしかいなかったので、仕事を始めて、育児以外の話をチャットベースとはいえ大人とできるのが、育児の息抜きになりました。

そして育児以外で、自分が社会に貢献できている(と言い切れるほど働いているわけではありませんが…笑)ことが救いになりました。

育児はすぐに成果が出る物ではありませんし、人から褒められることも感謝されることもあまりないですから。

 

フルタイム勤務以外の働き方

仕事を始めてしばらく経つと、ありがたいことに仕事の量が増え、かなり忙しくなりました。
私は基本息子が寝ている間に仕事をしていたためのですが、いつの間にか息子が寝ている時間はほぼ仕事に費やすことになっていました。
流石に自分の時間がなくなると辛く、保育園に預けることを考え始めました。

前章でも少し書きましたが、私の住んでいる自治体では、保育園に預けるには基本フルタイムの正社員で働く必要があります。
在宅勤務である私の場合は、出勤する方よりも優先度が下がり、フルタイムで働けば保育園に預けられる可能性があると、自治体に相談した時に言われました。

週5日、フルで息子を預ける決意ができていなかったので、結局保育園に預けることは諦めました。幸いにもエンジニアは、正社員以外の働き方を選択したり、転職がしやすいということも理由の1つです。

また一時保育という、一時的に子供を預かってもらえる制度もあるのですが、コロナの影響かそもそも行っている園が少なく、その数少ない園も月に3度預けられたらラッキーなほど利用者が多く、ほとんど利用することができませんでした(そしてそのまま感染者数が増えて利用できなくなりました…)

結局、私は仕事を減らすことを選択しました。その時アプリ開発の仕事を受けていたPKをメインとして、もう1社の仕事を減らし、最終的にはその会社との契約は終了しました。しかし、週の1/3だけでも預かってもらえれば、仕事を減らさずに済んだのかなと思わずにはいられませんでした。
仕事をすることは、主に育児を担っている人にとって良い息抜きになる場合があると思います。
自分のキャリアプランを大切にしている方以外にも、一度辞めたら仕事に戻れないからという理由でフルタイムや正社員を選択している人もいると思うので、育児の比率を高めに仕事をするという、フルタイムで働く以外の選択肢が一般的になったらいいなと思っています。

仕事と育児の両立

そんなわけで今は社長の岡さんとも相談の上、月の稼働数をセーブさせて頂いて仕事をしています。
来年度から息子の幼稚園が始まるので、そこに向けて勉強を頑張る期間にさせてもらいました。

稼働時間が少ない上に、1日の稼働時間や時間帯の制約もありますが、できる範囲で仕事を頂けるのがありがたいです。

またチャットツールであるslack上でのコミュニケーションも活発なので、育児で孤独になりがちなのが救われることも助かっています。

その代わり、PKでは様々な境遇の方も多いので、困った時には自分から発信していくことが必要かなと感じています。
以前、仕事を受注していた会社では、私と同じ育児中のお母さんが多かったので、同じ悩みを抱えている方も多くいて、相談する前から困っていない? と声をかけてくれることもありました。(こちらの会社もチャットツールでコミュニケーションを取ることが可能でした)

しかし、息子が2歳になってようやく私にも余裕が出てきたので(1日1時間ほどですが、息子が起きている時間にも仕事ができるようになりました! 今この記事も息子がトトロを見ている横で書いています)
今度は私が声をかける側になりたいなと思っています。

PKにも育児中のお母さんやお父さんが入ってくれたらいいなと思うので、またエンジニアという仕事と育児のことについて書きたいと思います。

ここまで読んで頂き、ありがとうございました!

PKのことをほんの少し紹介します

こんにちは!

私が書く記事は、今回が初ということで、PKに所属して思ったことや少しでも雰囲気を掴めるような内容になれば幸いです。

自己紹介

とにかく、まずは簡単に自己紹介でも...

最初からエンジニアではなく、もともと異業種からのキャリアチェンジとなります。

4回目の転職で、2021年に受託開発の会社にシステムエンジニアとして転職し、エンジニア人生をスタートさせました。
簡単に経歴を記載しますと、

  • 化粧品・医薬品関係の製造現場でのオペレート
  • MA(Marketing Automation)の自社システム開発でシステム導入業務
  • 半導体関係の技術開発業務

と言ったように、多種多様な仕事をこれまでしてきました。

​ 元々は大学時代に分析化学を専攻し、環境化学や化学工学関係に長けており、環境問題にとても興味関心がある学生でした。

それもあって、新卒では薬品関係の仕事に就職したというわけです。

システム開発の仕事に憧れて転職

​ 新卒で入社した会社で製造ラインの駆動プログラムを自分で興味本位でいじったりしていたこともあり、システムを作りたい側になりたいと思って辞めました。

新卒カードをあっけなく捨てたってわけです(笑)

当時の私は馬鹿だったので気づかなかったのですが、普通に考えていきなりシステム開発の仕事をしたいって言って転職するとか舐め腐っているわけですよねwww

素人がいきなりシステムなんて作れるわけがない(笑)

そこでさらに気づかなかったのが、自分を未経験で入社させてもらったのがブラック企業人生のスタートでしたww

(採用面接で合格してしまったのが全ての始まり・・・自分はいけると思った・・・)

2社目のMAの会社は自社システム開発ベンチャー企業です。

当時のスタートはエンジニアとして就職したのではなく、お客さんがシステムを使えるようにするためのシステム導入業務がメインでした。キャリア計画でその先にエンジニアがあるような状態です。

しかし、開発はしないと言えど、アナリティクス画面のテーブルデータ表示のために裏でSQL(MySQLPostgreSQL)が動いていたのでSQLを書いたり、GithubSQLソース管理をしたり、開発者の開発環境へのリリース業務でAWSを触ったり、分析タグの設置のために少し JavaScript を触ったりと何かしら関わりながら仕事をしていました。

なのでエンジニアじゃないのに下記のことに知識を持ち合わせることになりました。

この会社は人が常に足りない・・・
自社サービスもVer1→2にメジャーアップデートするという時期にあってしまったため、とてつもなくブラック企業でした。

毎日終電で帰って、月数回は帰れなくて徹夜して次の日の22時に帰るみたいな...

​ 風呂入りにだけ帰る先輩を見て、

「まじこの業界終わってんな・・・なんでこんな業界(会社)に潜り込んでしまったんだ・・・」
って心底後悔しましたwww

こんな業界無理!転職したけど・・・

​ 過酷な環境で仕事をしていると、人間おかしくなっていくのは当然でして。

ちょうどその時私を開発エンジニアとして部署移動を検討していたようですが、そのタイミングで適応障害を発症してしまい、1年経たずして辞めてしまいました。

辞めたあとは半導体業界の会社に転職し、半導体精密洗浄技術の開発をやっておりました。

主に現場への技術の落とし込みや新規手法の開発がメイン業務です。

ただ、やはりこういう業界に戻ってくるとわかるのですが、ITの知識が薄い人たちばかりなので、業務の効率化をしたいと思ってもできない(やりたくないが本音でしょうねww)ので、私が業務効率化のタスクとしてマクロを作成することもありました。

結局のところ、そう言ったマクロを作ることで日々の業務改善や人が困ってることがシステムで改善するような体験がとても楽しいなと思い、改めてシステムを作る側の人間になることを目指したわけです。

今となっては、結果としてエンジニアになってよかったですし楽しいです!

元々は化学関係で新しいものを作るということをしていきたかったのですが、なんせ薬品とかそんな簡単に手に入れることできないし・・・

それがシステム開発だと、OSS使えば誰でも簡単にオリジナルなものが作れることに惹かれたのかもしれませんね!

PKで仕事している所感


前置き長くなってしまいましたが・・・

私はこれまでPKには本業の傍らでの「副業」という形でしか携わっていないので、フルタイムで仕事しているフリーランスの人とは見え方が異なるかもしれません。

しかし、実際に自分が仕事をしていて感じたところについて良い面・悪い面ざっくばらんに書いていこうと思います。

フレキシブルに仕事ができる


一般的な副業の業務委託の募集を見ると、昼間の平日の時間での稼働が限定されたりすることが多いのですが、PKでは各自の状況に応じた仕事を与えてもらえるため、私みたいな夜間でしか動けない人でも副業をすることができることはとても大きなメリットです。

協力的な人が多い


普段のコミュニケーションツールで「Slack」を利用しているのですが、コミュニケーションが活発です。

本業では、プロジェクト内での関わりが密になりがちで、それ以外と人とコミュニケーション取ることがほとんどないのですが、PKだとプロジェクト隔たりなく仲が良い感じがあります。

OJT」のチャンネルだと、自分が仕事で悩んでることや実装上のつまずきを書くと、PKは親切な方々が多いのか共感してくれたりアドバイスしてくれたりと人の暖かさを感じます。

まだまだ人が少ないからこそ出来上がっている雰囲気かもしれませんが、フルリモートで働く以上、心の距離感はとても大切だなと思います。

いろんな経歴の人がいる


副業で携わっている人もいれば、フルタイムのフリーランスとして仕事をしている人もいるので、多種多様なメンバーで構成されています。

年齢層も様々で、たまに「やべぇ、ジェネレーションギャップ感じる・・・」ということもあります(笑)

それもそれでいいことで、仕事以外のことでいろんな人の価値観や知っていることを共有し合える環境だなと思います。

いろんなことに挑戦できる


正社員のような雇用形態だと新しい技術に挑戦できるような環境を用意してくれる会社も多いですが、通常業務委託で仕事をするとなると、経験技術をベースに仕事が決まるため、新しい技術に挑戦するようなことはできないはずです。

PKだと、フリーランスとして働くとしても新しい技術に挑戦できるなと思います。

それは、上記で記載した通り、いろんな経験を持ったメンバーがいるため、いつでも相談できる環境が整っているからだと思います。

フォロー体制が薄い


新人フリーランスが仕事をスムーズにできる環境かというとまだまだかと思います。

それはまだまだメンバーも少ないですし、土台が出来た体制になっていないのは事実です。

ただ、私みたいに2社目のベンチャー企業のように組織づくりから関わっていけるところや自分達でより良くしていこうと思える人だとむしろピッタリかもしれませんね。

これからの改善に期待!

まとめ


私は副業という形で、フルタイムで関わっているわけではないので他の人と感じる面は異なるかもしれませんが、PKは副業からフリーランスにシフトさせていくということも十分可能だと思います。

簡単に言うと、フリーランスへ挑戦する場所を用意してくれているのがPKだと感じました。

私はまだまだ本業で正社員でしか経験できないことに引き続き挑戦するため、しばらくは副業ベースになっていますが、何か今回の記事が参考になれば幸いです。

技術記事の紹介

こんにちは、プログラム・キッチンです。

本日はプログラム・キッチンに所属しているエンジニアが書いた記事を紹介します。

qiita.com

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どちらの記事もReactの最適化について書かれている記事です。
サンプルコードも豊富でとても分かりやすい記事なので、ぜひ読んでみてくださいね。

よろしくお願いします!